北海道算数数学教育会
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6年「並べ方と組み合わせ」<北海道教育大学附属旭川小学校 教諭 成田 翔>

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実践内容

補助資料

 

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6年生の組み合わせの場面で、にして提示することで、「もし、」の仮定する力がさらに伸びますし、4チームなら正方形に対角線で表せるのが、5チームなら五角形の中に星ができるのを見付ける喜びも自ら味わうことができそうですね。また、振り返りについて意図的に書かせることで、さらに見方・考え方を広げていく取組も大変勉強になりました。(札幌市 教諭)

 

子どもたちが自ら働きかける姿が実践を通して、伝わってきました。単元を通して、日常の授業を通して、成田先生が「自ら働きかける力をはぐくみたい」という強い思いがあり、そのための工夫があるからだと思います。特によいと思ったことは、「3.振り返りとフィードバック」についてです。振り返りを書かせて終わってしまうのではなく、そのことを子どもたちに還元することで、学びに連続性をもたせたり、見方・考え方を価値づけたりしていることが、自ら働きかける力の育成に大きく関わっているのだと感じました。(札幌市 教諭)

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札幌市立緑小学校 校長 庄司ひさ子

今年度より全面実施となった学習指導要領は子どもの主体的な学びがこれまで以上に強調されています。問題に対して自ら働きかける力を育むために、授業のはじめと終わりに意図をもって授業を実践していらっしゃると捉えました。特に自己評価については、いわゆるメタ認知を育成するために非常に重要であると感じています。何が分かったか(先生の資料にある『知識陳述』)だけではなく、自分が何を感じながらこの時間・この単元を学習してきたのか、あるいは自分はこの後どうしたいと感じるのかを振り返ることは、他者とのかかわりをより良いものにするためにも大切であると考えるからです。そして、先生がされているように、何を振り返るとよいのか、その視点を具体的に示し、振り返らせたい時間を意図的に設定することで、子ども自身の視点も明確になっていくのだと思いました。先生の学校では既に進んでいるところかと思いますが、是非学校として縦の系列を明確にし、1年生から育てていきたいと感じるところでもあります。本時は、「組み合わせ」を理解する場面ですから、おそらく、「並べ方」を理解した上での調べ方の工夫が見えてくるところだとも思います。どんな工夫が見られたのか、もしかすると振り返りで出てきた考え方もあるのか、実際の授業の様子に非常に興味が湧きました。成田先生、貴重な実践の提供をどうもありがとうございました。これからも、子どもたちの自己評価力の育成に、お力を注いでください。