北海道算数数学教育会
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5年「平均」<札幌市立山の手南小学校 教諭 村井 光>

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実践内容

 

 

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論理的思考力を育む授業づくりにいつも悩んでいたので、とても勉強になりました。ア~エの式だけを共有した手立てに共感をしました。もし初めに「どうしてそのように考えたのか」を子どもに答えさせてしまったら、他の子どもはただ聞くだけになり論理的思考力は育まれなかったのだと思います。式から考えを読み取ったり、式が場面に合っているか考えたりすることが大切なのだと感じました。(札幌市 教諭)

 

貴重な実践の公開、ありがとうございました。問題場面に立ち返り、論理的に説明する子どもの姿が分かり、とても勉強になりました。式の意味と根拠を読み取る中で、「点を取ったのが20日だけで残りの4日間が0点だったら…」という反例を出すことができる子どもが素晴らしいと思いました。(札幌市 教諭)

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札幌市立平和通小学校 校長 太田 智子

本実践では、平均を求めるために式で表し、それぞれが考えた式の違いに着目することで「自ら働きかける」場を設定したことが大変よいと考えます。この授業場面では、数量に0がある場合について平均の出し方を学ぶことはもちろんのことですが、「平均」についての意味理解が深まることも意図した授業展開をしていかなければならないと考えます。「答えが2つある」のは、おかしいことに子どもたちは気付くのですが、そこから式の意味について話し合いを深めていく過程で、「ならす」という平均の考え方に立ち返っていくことが大切です。本実践では、「合計÷個数」の意味のずれを明らかにしたと書かれていますが、それが「ならす」という意味の伴った話し合いになっていたのでしたら、「式の意味を読み取る中で、論理的思考を育む」ことができたすばらしい実践だと思います。そうすると、自然に平均を小数で表す場合があってもよいことに子どもたちが気付いていったと考えます。子どもの気持ちに寄り添い、子どもの考えを引き出す実践から多くを学ばせていただきました。ありがとうございました。