北海道算数数学教育会
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6年「並べ方と組み合わせ」<札幌市立桑園小学校 教諭 藤原 健史>

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実践内容

補助資料

 

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条件をどのように設定するかによって、求めたいものが変わる教材の仕組みと、初めに求めた結果がいくつか生まれるように仕掛けていく授業の構成に非常に共感しました。特に感じたのは教材研究で、回転だけではなく反転させて同じになるものを条件に入れられる教材がとても素晴らしいと思いました。(札幌市 教諭)

 

子どもたちがしなやかに考え、表そうとする姿が実践を通して、伝わってきました。しなやかに考え、表そうとする姿を生むために、条件を整理し、その手立てとして「問題場面をあいまいにする教材化の工夫」をしていることが本当にすごいな!と感じました。(札幌市 教諭)

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札幌市立伏見小学校 校長 佐藤辰也

「しなやかに考え表す力」=「柔軟に物事を考える表現する力」は、算数の場面だけでなく子どもたちが将来生きていく上で大切な力だと言える。多くの子どもは算数の問題で答えが1つであると考える。だが、私たちはしなやかに考える子どもを育むために、場面や条件によって答えは1つではないという見方や考え方を多く経験させる必要がある。本実践は、ものの見方や考え方を広げる上で大変価値があると考える。
 並べ方と組み合わせの学習では、樹形図等を駆使し落ちや重なりを意識して答えを導き出す場面が多い。本実践も同じような場面ではあるが、「4色の輪飾りをつないで1つの輪を作る。どんなつなぎ方があるか?」という問題は、落ち重なりだけでなく、裏表・飾り方といった違う観点で考えさせることができる幅のある素材だと思う。また、子どもたちが様々な答えからその意味を深く考えようとする集団だと思う。見方や考え方を広げる教材開発と答えまでのプロセスを深く考える集団作りが見える素晴らしい実践である。ありがとうございました。